REGII / ” CONVENI ” ” SUPER “

2020年7月1日からレジ袋有料化がスタートしました。

弊社でも7月2日からレジ袋のゴミを少しでも減らすための第一弾として『LEATHER HANDLE & STORAGE BAG』を発売しています。

今回第二弾として発売するのは、小さく折りたためるパッカブルのエコショッパー。

デザインベースはコンビニやスーパーで普段何気なくもらっているレジ袋。

まさしく今回削減の対象になっている袋です。 今まで普通に使っていてあまり気にしてなかったのですが、第二弾の企画を構想するにあたって、どうしてその袋が生まれたのか？起源などちょっと調べてみたくなりました。

実はこのレジ袋、日本発祥とのこと。 欧米生まれかと思っていたのでちょっとビックリです。  

 

レジ袋の意外な起源

1960年頃、多摩川周辺のナシ園でのこと。

当時流行りのミニスカートにストッキング姿で梨狩り中の女性。

梨狩りを楽しんでいましたが、採った梨を入れる入れ物は竹を編んだカゴ。

その竹カゴに足元が擦れて履いてたストッキングが伝線。

当時、ナシ園には若い女性のこんなクレームが多数寄せられたそうです。

そして竹カゴに変わる入れ物を作って欲しいというナシ園の依頼を受けた、広島にある包装品メーカー がポリエチレン製の袋に注目。

ポリ袋に切れ込みを入れその隙間から梨を入れる袋を開発したそうです。

ただ最初は隙間から梨を入れ難いなどの意見もあったようで、そのポリエチレン製ナシ袋を改良して1969年に現在のレジ袋とほぼ同じ形をしたナシ袋が出来ました。

最初はあくまでも梨を入れる為の袋。

時代は移り1970年代に主婦の買い物場としてスーパーマーケットが台頭。

当初は紙袋が主だった買い物袋ですが、業界では軽くて強く安価なナシ袋に注目が集まりました。

その頃から徐々に使用され始め、スーパーやコンビニの隆盛と共に世の中に広まったそうです。

 

・ ・ ・ ポリ袋をカットしただけのシンプルで量産向けのパッケージデザインは50年の時間を経て、環境問題はさておき日常に溶け込んだ素晴らしいデザインになっていたんですね。

 

普遍的なデザイン。

これはある意味STANDARD SUPPLYのデザインコンセプトにも共通することです。

50年前に生まれたキッカケが私達にとって身近な多摩川にあるナシ園と言うのもご縁を感じます。

であれば第二弾デザインは見慣れたレジ袋をリスペクトした物で決まりです。  

 

 

毎日使える丈夫な生地

本体素材は、高強度の66ナイロンで高密度に織り上げられた薄くて丈夫なナイロン製。

表面には地球に優しい非フッ素系の撥水加工をし、裏面にはシレー加工を施し撥水性をあげています。

ナイロン製なので普通に洗えますし乾きも早いです。  

 

 

コンパクトに持ち運びできるパッカブルタイプ

内装に収納袋が縫い付けられて、本体を小さくたたんで収納出来ます。

パッカブルの収納袋から出した直後は本体がシワクチャですがナイロン素材は使っていくうちにシワも取れてきます。  

 

 

箱物やお弁当の収納も◎

底部分にステッチをかけてマチを取ることによって箱物が傾きにくい構造になっています。  

 

 

コンビネーションのハンドルカラー

持ち手にはプラパーツで取り外しが効く色鮮やかなショルダーテープが付きます。  

 

両手を空けたい時、荷物が多い時や重い時には肩にかけて持つことも出来ます。

 

また収納袋のフックにテープを付ければバッグやベルトにも取り付けられます。

テープ素材は汚れ難く耐カビ、耐菌性に優れたPP(ポリプロピレン）製です。  

 

 

”CONVENI” と “SUPER” 2つのサイズ

サイズはコンビニでお昼休みの買い物を想定したデイリーサイズの『CONVENI』。  

 

もうひとつはそれよりも大きなサイズでスーパーマーケットでのお買い物をイメージした『SUPER』の２サイズ展開。  

 

色展開は10パターン。（本体色黒だけはテープ色が黒と白から選べます）

2020年8月20日（木）PM12時より直営店舗と各オンラインストアで発売開始いたします。

 

---

 

 

REGII / CONVENI
5,000 yen+tax
https://egw-store.com/c/standardsupply/4900801

 

REGII / SUPER
6,000 yen+tax
https://egw-store.com/c/standardsupply/4900802