2026.05.8
モノ#8 / FASHION / BANDANA
フジモト
バンダナは、デニムと同じようにどこかアメリカの匂いを感じさせる、昔から好きなアイテムです。小さい頃からそうした雰囲気に惹かれていましたが、ある出来事がきっかけで、その思いはさらに強くなりました。
当時、何気なく手に取った一枚のバンダナ。色や柄の良さだけで選んでいたはずが、「この柄には意味があるのだろうか」と気になり始めました。調べたり話を聞いたりするうちに、バンダナが単なる装飾ではなく、ワークウェアとしての実用性やカウボーイ文化の中で育まれてきた背景、さらには時代によってはカウンターカルチャーの象徴として身に着けられてきたことを知りました。 そうした文脈を知ることで、ただの一枚の布だったものが、文化や歴史をまとった存在として見えるようになったのです。
デニムと同じく、使い込むほどに風合いが増し、自分のものになっていく感覚もまた魅力でした。背景を知ったことで一枚一枚への愛着も増し、気がつけば自然と手元に増えていきました。
こうして振り返ると、もともとの好みに加えて、あの時に抱いた小さな疑問と発見が、今の自分のスタイルに拍車をかけたのだと感じます。
時代が変わり、流行も移り変わっていきますが、そうした文化や意味を感じさせてくれるアイテムには、これからも変わらず惹かれ続けるのだと思います。





フジモト
今年還暦の会社代表。気づけばデザインの仕事もそろそろ40年。来年会社も20年。
まだまだやるつもりだけど、忘れっぽくなってきたので形に残しつつ次の世代に伝えるべく自らの感性を育ててくれたモノやコト、そのほか徒然を書いて行こうと思います。
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